器具田研ではあまり使わないWindowsですが、ウイルス対策ソフトであるLive OneCareがディスコンとのことで、後継のSecurity Essentialsに移行してみました。
Windows XP Home SP3上で、OneCareをシステム標準の「スタート→コントロールパネル→プログラムの追加と削除」で削除し、Security Essentialsのインストーラを起動すると、genuine判定処理のあと、エラーコード0x80070643で失敗します。
このときインストールログが、C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\Microsoft Security Essentials\Support\msseInstall.logに残るので、最後の方から見ていくと、インストールが成功したあとに取り消されているらしいことがわかります。
まとめwikiを見てもそのあたりは書いてなくて、解決しませんでした。
調べてみると、OneCare(またはそれに類するコンフリクトを起こすプログラム)は「プログラムの追加と削除」では完全に削除できず、SEのインストーラはその残骸を検出して、成功したインストールを撤回するようなのです。
対策として、
Windows Installer Cleanup Utilityなるものが紹介されていました。
これで残っていたOneCareのコンポーネントを指定・削除することで、SEは正常にインストールできるようになりました。